TOEIC900点のレベルとは?
↓こちらの記事をご覧ください
TOEIC900点のすごさとは?難易度・レベルをご説明
TOEIC900点を超えるための参考書一覧
↓の記事で紹介しました参考書を終えていることを前提にします。
TOEIC900点取得に必要と考える参考書を紹介したいと思います。
英単語
- TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ
リスニング
- TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問
- TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4
文法
- TOEICテスト究極のゼミPART 5語彙・語法【超上級編】
- TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
リーディング
- TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7 TOEIC L&R テスト
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TOEIC900点取得に必要な単語帳
TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ
通称:黒フレ
まず、当ブログで何度も主張していますが、金フレを完璧にすれば800点台は確実に取れます。
しかしながら、900点台を目指すにあたっては、もう少し増強する必要があるかなと思います。
私が900点を取った頃には「黒フレ」はまだ発売されていなかったため、金フレ終了後は、金フレ以外の他の単語帳を何冊か購入して、知らない単語のみを抽出してankiで覚えていましたが、「黒フレ」が発売されたことで、どう考えても金フレ⇒黒フレで覚えた方が効率的になりました。
金フレ⇒黒フレをこなせば、その他に語彙対策の勉強は一切やる必要がない、それぐらい網羅度が高い参考書になります。
※暗黒のフレーズもありますが、こちらは990点を狙う人がやるべき参考書ですので、900点台を目指す方にはオススメしません。
900点突破のためのリスニング参考書
TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問
最近の試験では、パート2は非常に難化しています。
素直じゃない応答(「会議室はどこですか?」に対して、「わかりません」)や、かまってちゃん問題(「車のカギが見つからないの!」と一方的に話す「かまってちゃん」に対して、「駅まで私の車で送るよ」等の紳士的な回答で返す問題)の出題が多く、「リスニングの壁」とも言うべきパートになっております。
こちらの参考書には、そのような難問がかなり含まれていまして、かつ、量も十分なので、難化したパート2対策にうってつけです。
よそのレビューだと「難しすぎる」などの意見もありますが、今の試験は十分に難しいため、この参考書のレベルは適正だと思います。
TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4
鬼の変速リスニングの1と2をやっていなければ、そちらの方がオススメですが、こちらの参考書も役に立ちました。
「究極のゼミ」シリーズの特長ですが、設問のタイプごとの解法がしっかり解説されていますので、問題をどう解くか?のアプローチが良くわかります。
鬼の変速リスニングはリスニング力向上では最強の参考書だと思いますが、問題の解き方の解説が弱いと思っていますので、こちらの参考書もやる価値があります。
また、パート3・4は「おきまりのストーリーの流れ」に触れることが大事ですが、こちらの参考書では典型的なストーリーの流れをかなり網羅していますので、本番で「デジャブ」が感じやすくなります。
900点突破のためのリーディング参考書
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
こちらは非常に良書ですが、挫折率が非常に高いので800点台を目指す方にはオススメしませんでした。
しかし、800点台から900点台に上げる際には「1番役に立つ1冊」だと思います。
ご存じの通り、文法や語法は「知っていればわかるが、知らなければわからない」です。
前置詞を選ぶ問題では、5秒悩んでもわからない問題は1分悩んでもわかりません。
当ブログでは、挫折率の低さから文法特急シリーズをオススメしてきました。
特急シリーズは、初心者が最初に取り組むうえでは最善だと思いますが、どうしても網羅性では1,000問収録している本書には敵いません。
例えば、時間の表現に使う前置詞(例えばat nightのatが空白の問題)で、本参考書は出題されるであろう全てのパターンを網羅しています。
800点台を取得されている方が使うことを想定すれば、「知識の穴を埋める」のに最適ですので、900点取得の役に立つこと間違いなしです。
TOEICテスト究極のゼミPART 5語彙・語法【超上級編】
最高難易度の「究極のゼミ」です。
そして、いたずらに難しい問題を詰め込んだわけではなく全て「良問」で「学び」が得られるように工夫されています。
このようなニッチなニーズの参考書に、これだけの熱意を注ぎ込まれたヒロ前田先生に畏敬の念を感じざるを得ません。
パート5対策の参考書ですが、こちらの本では、「正解となりうる選択肢を全て答えなさい」のように、本番と異なる形式のトレーニング問題が多く含まれていまして、正解になる根拠と不正解になる根拠を完全に理解していないと解けないように工夫されています。
私が900点を突破する上で大きな助けになりましたので、こちらの一冊は非常におススメです。
TOEIC(R) テスト BEYOND 990 超上級リーディング 7つのコアスキル
こちらも上級者向けのリーディング対策本ですが、ハイスコアを取るための7つのコアスキル(例えば「精読力」「要約力)をどうやって上げるかにフォーカスした本になります。
この参考書の冒頭に、弱点スキルを診断するためのミニテストがありますが、800点台後半を取得しているはずなのに8/20しか取れずに愕然としました。
それぐらい難易度の高い参考書になります。
7つのコアスキルは、どれも納得感のあるもの(確かにこれで失点しているなぁと思えるもの)でして、手ごたえのある参考書ですが、確実に成長している実感がありました。
また、こちらの参考書では英文の全訳はついていません。
その点を厳しく評価しているレビュアーもいますが、この参考書に取り組む段階では「全訳は不要」だと思いますので、私は気にならないかなと思います。
逆に、全訳が無いと英文が理解できない段階では、この参考書に挑むのは止めた方が良いでしょう。
最後に
TOEIC900点を目指すために、効果的な参考書を厳選しました。
900点と800点の間には大きな壁があります。
私の周囲では、英語が得意な人でも880点付近で止まり、900点が超えられない人がたくさんいます。
この壁を超えるのは何か?それは物量だと考えています。
そのため、800点台までは紹介するのを避けてきた「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」のような、問題数が多く挫折率の高い参考書もオススメしています。
こちらの記事で紹介した参考書を全てこなそうとしたら、400時間ぐらいかかると思いますが、全てこなせたら「900点突破」は可能です。
皆さんの目標突破をお祈りいたします。
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