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社会人が勉強する理由【働き方の未来】

サラリーマンが英語を学ぶ理由働き方の未来と勉強
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結論:価値ある人材になり、生き残るために勉強すべし

これからスキル・能力が重視される世の中になったときに、人材価値を守り続けるために勉強が絶対必要!ということを書いた記事です。

日本のサラリーマンは勉強していない

突然ですが、クイズです。

日本の勉強していないサラリーマンの割合は何%だと思いますか?

10%ぐらい?と思われた方もいるとおもいますが、正解は46%です。おおよそ半分もいます。

この数値は世界的に見ても圧倒的に高く、例えばベトナムでは2%です。

勉強していない割合なので、ベトナムでは98%が勉強しています。

出展:未来人材ビジョン(経産省)

また、日本の25~34歳の平均勉強時間は8分です。

出典:平成28年の社会生活基本調査

素直に考えて、短すぎでは無いでしょうか?

大学受験時代に毎日5時間勉強していた人は多いでしょうが、それと比べると、たったの1/40しか勉強していないことになってしまいます。

これらのデータからわかる結論は、「勉強できるだけで周囲の人材と差別化できる」ということです。

もしもあなたが、毎日平均して90分の勉強をできるなら、(私の肌感覚ですが)日本のサラリーマンの上位1/100に入るぐらい勉強しています。

これだけの勉強時間が確保出来れば、1年間勉強すればTOEIC900点は取れますし、3年間勉強すれば英検1級も取れるでしょう。

もちろん、英語以外でも、他のスキルや資格を身につけてキャリアアップすることも出来るでしょう。

年功序列・生涯雇用の終焉

世の中には、「英語の勉強なんか役に立たない、資格なんか役に立たない」、というように勉強することに対してネガティブなことを発信する方もいますが、私はそうではないと思います。

なぜなら、日本の雇用のあり方が、スキル・能力重視に移ると考えているからです。

日本の雇用は年功序列・生涯雇用がベースでしたが、これを継続すると国際競争力が維持できないので、ジョブ型雇用にシフトすると言われています。

これは私が勝手に書いているわけではなく、先ほども引用した経産省の未来人材ビジョンに書かれていることです。

つまり、従来のように「会社の在籍年数と業務におけるアウトプットをベースに、係長→課長→部長とキャリアアップしていく」のではなく、「職務内容と必要スキルと報酬が決まったポジションに応募する形式」になると言われています。

こうなると、極端な話、同じ会社の中で40代が20代に給料で負けることが普通に起こります。

このような未来が近いであろうことを考えると、「自ら学び続けてスキル・能力を伸長できる人材」の市場価値が高まるであろうことが容易に予想できます。

今の50代は雇用形態の変化から逃げられるかもしれません。

40代は逃げ切るのが相当苦しく、20代と30代は確実に逃げられないと腹を括って生き残り戦略を考えるべきだと考えます。

高まるTOEICスコアの重要性

「勉強」の重要性が高まることを書きましたが、英語の勉強が今後大事になる理由を書きます。

まず、ジョブ型雇用のような「求められるスキル」を明記する際には、「レベル感を定量化できる」「エビデンスが示せる」ことが必要です。

転職サイトの求人を見ても「英語ができる人」のような曖昧な書き方をせず、「TOEIC800点以上」等の定量的な基準が書かれているでしょう。

間違いなく、「英語が出来るとジョブ型雇用において、応募できるポジションが増える」でしょう。

「引く手あまたの希少なスキルが必要なポジションは報酬も大きい」と当然考えられるので、英語力で日本人の上位数%に入れば給与面で有利になるでしょう。

次に、もっと先の未来について話をさせてください。

最近提唱されている「プロジェクト型」の働き方はご存じでしょうか?

キーポイントは3点

  • 組織の垣根を超えてプロジェクトに人材を集める
  • 個々のスキルを用いて役割を遂行してプロジェクトを達成
  • プロジェクトが終われば組織は解散する

今の働き方からかけ離れているのでイメージしにくいと思いますが、1つの素朴な疑問が生まれると思います。

「組織の垣根を超えてプロジェクトに人材を集める」ことは現実的に可能か?

テレワークが前提で、全国どこからでも働くことが出来る未来を想像すると、「人材の選択肢」が多すぎて、プロジェクト毎に、人手によるベストな人材集めは難しいと予想します。

すると、人材マッチングの巨大なプラットフォーマーが数社あり、機械学習を駆使して人材マッチングをさせる未来が来ると予想します。

具体的には、求める人材の必要スキルと支払い可能な報酬に対して、それにマッチした人材を「人材毎の特徴量」をベースに、機械学習で作られた予測式を用いて機械的にピックアップする未来になるでしょう。

「人材毎の特徴量」とは平たく言いますと、「年齢」「就業年数」「TOEICの点数」などの、個人ごとの特徴や特性を、定量的に示したものです。

さて、社会人のほとんどが持っている「特徴量」で、他人と比較しやすく、「優秀さ」とある程度の相関がある「特徴量」とは何でしょう・・・私は「TOEICのスコア」だと思います。

その時代が本当に来るかどうかはわかりませんが、プロジェクト型の働き方が支配的になった世の中を仮定すると、「TOEICのスコア」のような、他人とと比較しやすい「数値」を伸ばしておくと「優秀」と認識されますので有利になると考えています。

この記事が、英語を学ぶ社会人のモチベーションの一助になれば幸いです。

TOEICの勉強法の記事はこちら↓

TOEIC L&Rの勉強法