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【結論】マークシート最速はシャープペンではなくナギナタ削りの鉛筆だった!TOEICのマークシートで比較実験した結果【共テや英検にも】

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こんにちは、TOEIC900点ホルダーのザトーです。

「TOEICで、いつも時間が足りなくなってしまう」

「大学入学共通テスト(共テ)でマーキングに時間がかかってしまう」

「マークシート用のシャーペンを使っているけど、もっと速く塗れる筆記用具があれば知りたい。」

こんな悩みをお持ちの方のために、こちらの記事を執筆しました。

私は英語オタクであるとともに、本業は技術者ですので、「どうすればマークシートを速く塗れるのか」試行錯誤しました。

その結果を皆様にシェアしたいと思います。

この記事でわかること「マークシートを最速で塗る方法」

※当ブログはアフィリエイトプログラムに参加していますが、教材の無償提供などは受けず、公平な目線で記事を書いています。

結論:ナギナタ削りの鉛筆が最速

まず、結論から申し上げますと、「ナギナタ削りの鉛筆」が最速でした。

※「ナギナタ削りって何やねん!」と思われるかと思いますが、ナギナタ削りについては削り方も含めて記事後半で説明致します。

比較した結果

実験条件

比較したシャープペン・鉛筆

実験に用いたシャープペンと鉛筆
  • 0.5mmの普通のシャープペン
  • ぺんてるのマークシート用シャープペン(1.3mmシャープペン)
  • 「ナギナタ削り」のマークシート用鉛筆

TOEICのマークシート(公式問題付属)を100問塗り終えるまでの所要時間を比較しました。

実験結果

実験結果のグラフ

こちらのグラフに示すように、「ナギナタ削りの鉛筆」が一番速いことがわかります。

一番遅い0.5mmのシャープペンと比べて、約2倍の速さ、時間にして75秒の差が生まれます。

75秒あれば、TOEICのPart5は4問解けますし、Part7は1問解けるでしょう・・・つまり、筆記具の違いだけでリーディングのスコアは5~10点は変わると思います。

また、リスニングでも、Part3・Part4で3個のマークシートを塗る時間が約2秒縮まるので、「先読みの時間が2秒増えます」。

「先読みのリズムが崩れて全然理解できなかった」は800点台でもよくあることなので、先読みの時間が2秒増えるメリットは「先読みのリズムを崩しにくくできる」ので非常に大きいです。

一度に塗れる量の比較

一度に塗れる量の比較

ご覧のように、その差は歴然です。

ナギナタ削りの鉛筆ではTOEICのマークシートを塗るのに「1往復」で十分です。

筆記用具で周りと差がつく理由

今回の結果から「ナギナタ削りの鉛筆」が最強であることがわかりましたが、「普通のシャープペンよりもマークシート用シャープペンの方が明らかに優秀」であることも、注目すべき結果です。

つまり、TOEICで「普通のシャープペン」を使う理由は全くありません。

しかし、TOEICの公開テストで(試験中はもちろんダメですが)試験前に周りの席の受験者の使う筆記用具を見回してみて下さい。

「9割ぐらいの方は普通のシャープペンを使っている」ことに気づくでしょう。

マークシート用シャープペンなんか、どの文房具屋さんにも大体売っています。

「TOEIC シャープペン 最速」あたりのキーワードでgoogle検索すれば、マークシート用のシャープペンをオススメしているブログやYouTubeの動画が何十件もあるでしょう。

・・・にも関わらず、9割は「普通のシャープペン」なんです。

つまり、この記事を読んでいるあなたはそれだけで周りの90%の受験者よりも一歩有利なんです。

「特殊な削り方で鉛筆を削る」まではやる気が無い方は、「市販のマークシート用シャープペン」を使えば、それだけでも相対的に有利です。

ナギナタ削り鉛筆の削り方

ケガに注意

本題のナギナタ削りの削り方ですが、一番大事なことを書きます。

鉛筆を削るにはナイフ/はさみ/カッターなどの刃物を使う必要があります。

私(アラサー)の親世代が「ナイフで鉛筆を削ったことがある」ギリギリの世代だと思われるので、今の10~20代の多くの方にとって「初めての作業」になるでしょう。

この記事を読んでいる方は、「大学受験」や「TOEIC受験」を控えている方と想定します。

ぐれぐれも削る作業で「ケガ」だけはされないように注意してください。

大学受験生の方は、可能であれば親に頼みましょう。

自分でやらなくてはならない事情があるなら・・・どうか防刃手袋を着用してください。

受験生は身体が一番大事なので、無理してケガすることは絶対に無いようにお願いします。

ナギナタ削りの完成イメージ

「ナギナタ削り」の目的は、鉛筆の先端を平たく削ることによって、鉛筆で一度に塗ることができる面積を増やすことです。

言葉で説明するよりも、絵で説明します。

「ナギナタ削り」とは、「蛍光ペン」の先端のような形状に鉛筆の先端を削ることです。

蛍光ペンの先端
蛍光ペンの先端

実際に「ナギナタ削り」で削った鉛筆の先端はこちらのようになっています。

ナギナタ削り鉛筆の先端
ナギナタ削り鉛筆の先端

「ナギナタ削り」の削り方の手順

手順①マークシート用の鉛筆を用意する

「マークシート用」の鉛筆を用意しましょう。

普通の鉛筆でも、もちろん書けなくはないのですが、マークシート用の鉛筆は塗るときの抵抗(摩擦係数)が通常の鉛筆と比べて明らかに小さく、これが「ナギナタ削り」との相性が良いのです。

なぜなら、ナギナタ削りだと一度に多くの領域を塗るので、通常の削り方よりも「紙にひっかかりやすい」欠点があるのですが、「マークシート用の鉛筆」の抵抗の小ささは、この欠点を補ってくれます。

そんなに高いものでもないので、マークシート用の鉛筆を使われることをオススメします。

また、せっかく削った「ナギナタ削り」が筆箱の中で折れてしまうと悲しいので、キャップ付きの鉛筆を購入することをオススメします。

以上の条件を満たした「トンボ鉛筆 マークシート用鉛筆」がオススメです。

手順②芯の先端を平たく削る

上の図のように、鉛筆を上下から削ることで、芯の先端を平たく削りましょう。

ケガをしないようにするための注意点ですが、刃物を持つ手は固定し、鉛筆を動かして削りましょう。

鉛筆を刃物で削るときは、リンゴの皮を剝くようにスルスルとは削れません。

引っかかって上手く削れないときに「力を入れすぎたときに」刃が変な方向に突然動くことがあります。

このようにして手を切る事故は非常に多いです。

刃を動かさずに鉛筆を動かすようにすれば、上のような事故は防げます。

また、刃物は刃を体の反対方向に向けて使いましょう。

上の2点を守るだけで、ケガのリスクをかなり下げることができます。

③先端を斜めにカットする

イメージ図
実際に切り落とした後の状態

図のように、先端部を斜めに切り落とします。

切り落とすときは「はさみ」で切り落としましょう。

蛍光ペンのような「斜め」の先端ができます。

④試し書きをして、削ったあとの角部をなめらかにする

③までで、大まかな形状は完成しているので、最終仕上げをしましょう。

削った直後は角部が立っている(エッジが残っている)ので、そのまま使うと、紙との引っ掛かりが気になります。

適当な紙に試し書きをして、エッジを丸くしましょう。

また、初めて使う方は「試し塗り」をして塗る練習をしましょう。

最後に

本記事の削り方を使うことで、「普通のシャープペン」を使われていた方は、TOEICのスコアを5~10点は上げることができるであろうと思います。

皆様がTOEICで目標スコアを達成させることをお祈りしています。

大学受験生でこちらの記事を読んでいただいた方、「ケガをしないことを第一に」良かったら実践してみて下さい。

皆さんの目標突破をお祈りいたします。

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