英検1級の英作文や面接は非常に難関の試験です。
なにしろ、日本語でも難しいテーマが出題されます。
「経済制裁は推進すべきか?」
「海洋開発はコストに見合うか?」
「人々の皇室への注目は過剰か?」
これらのテーマに対して、ぶっつけ本番で3つの理由を作るのが、そもそも難しいです。
「こんなの日本語でもネタが思いつかない」とお困りの方のためにこちらの記事を執筆しました。
※当ブログはアフィリエイトプログラムに参加していますが、教材の無償提供などは受けず、公平な目線で記事を書いています。
コンテンツブロックとは?
英検1級のライティングの一般的な構成は
- イントロダクション
- Body1
- Body2
- Body3
- コンクルージョン
英検1級のスピーチの一般的な構成は
- イントロダクション
- Body1
- Body2
- コンクルージョン
となっていますが、このイントロダクションとコンクルージョンは「お決まりフレーズの暗記」で済ませることが出来るので、Bodyが肝心です。
そして、複数のテーマに対して、Bodyに使うことのできる「コンテンツブロック」をパズルのようにはめ込むことが有効です。
↓この戦略がはまり、無事に合格した英検1級2次試験の詳細レポートはこちら
持っていることを前提とする参考書
最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇
私がこの記事で使わせてもらっている「コンテンツブロック」の用語はこの参考書から拝借しています。
こちらの参考書の2章のコンテンツブロックで、自分の主張したい方の意見を使いました。
この後に紹介します、私のオリジナルコンテンツブロックとの相性もありますので、私が覚えたコンテンツブロックのナンバーをここに記載します。
どちら側の意見か選択する際には、一般論に近く、面接官から厳しい質問をもらいにくい方の意見を採用しました(※例えば「環境問題は大したことない」のような逆張りの主張は、質疑応答で相当苦しむはず)。
悩ましい分野は「人命が一番大事」の立場を貫ける方を採用しています(反論されても「それでも人命が大事」のごり押しは強い)
- 現代日本社会分野:1,2,5,6,7,8,9,10
- 人権分野:1,2,5,6,9,10,14,16
- 犯罪分野:1,2,3,4,8,9,10,11,12,13,14
- 世界の問題分野:2,7,10,13,14,16,20
- 戦争・核兵器・テロリズム:1,2,5,6,9,10,13,
- 世界経済:1,2,3,4,6,
- 世界の中の日本:1,2,5,7,8
- 環境保護:1,2,6,7,8,11,15,16,17,18,22,23
- 教育・文化・スポーツ:1,2,5,6,9,10,11,12,15,16,17,18,21,23,24
- テクノロジー:1,2,6,7,9,10,11,13,15,18,19,20,21
- 医療・生命倫理:2,7,8,11,12,13,14
- 経済・ビジネス:1,2,5,6,9,10,13,15,16,19,21,24
これだけ覚えれば十分?のように思えますが、まだまだ足りていません。
頻出トピックスで言えば、例えば死刑制度、安楽死、仮想通貨、アートについて対応できていません。
+αを補強する必要があります。
オリジナルコンテンツブロックの作り方
情報収集は「無限に時間を使ってしまう」ので、限られた時間を勉強に費やしている皆さんは、なるべく短時間で情報収集を済ませましょう。
私が良く使っていたのは「wikipedia(英語版)」です。
ざっくりと情報を知りたいときの基本ですが、いろんな人の英検1級体験記を読んでも、wikipedia(英語版)を使うべし、と書いている人は見たことがありません・・しかし本当にオススメです。
例えば、「地球温暖化」について、原因・影響・解決策などがまとまっていますし、基本的に語彙レベルが高めなので、英検1級のスピーチに流用しやすいです。
ページを全部読み込むと、それだけで時間がかかってしまうので、目次から拾い読みすると良いでしょう。
それすらも面倒な方は、私のオリジナルコンテンツブロックもどうぞ↓
私のオリジナルコンテンツブロックの使い方
私が英検1級の試験前に準備したオリジナルコンテンツブロックを紹介します。
私は2021年度に受験しましたが、近い年(4年分)の過去問に対して、「参考書にお手本になるような模範解答が無い」ときにオリジナルコンテンツブロックを作っていました。
まず、あえて日本語で書いています。
理由としては以下の3点です
- ネイティブチェックを受けていない英文を載せるのは不誠実
- 英検1級を目指している層なら、英訳できるはず
- 他人の表現よりも、自分の良く使う表現で書いた方が覚えやすい
「日本語でもなに書いたらいいかわからない」トピックスに対して、着眼点のヒントになればと思い、共有させていただきます。
「技術」分野のコンテンツブロック
AIと失業率
AIが仕事を置き換えることで失業率が上がるという主張があるが、それは正しくない。
なぜなら、AIは人間のようにクリエイティブな仕事をできないので、全ての人間の仕事を置き換えることができない。
言い換えると、AIは人間の退屈な部分の仕事のみを置き換える。
AIによってもたらされたエクストラアワーは、人間にクリエイティブな仕事にもっと時間を費やすことを許す。
それは結果として社会にもっとイノベーションをもたらす。
~解説~
AIは諸刃の剣と言われています。AIが経済にいい影響を与えるか?AIが人類の脅威になるか?のようなAIのトピックは近年のAIブームの中で頻出です。
こちらのコンテンツブロックは、AIに関するテーマなら万能に使えるコンテンツブロックだと思います。
AIは優れたツールにすぎない
将棋やチェスのような多くのボードゲームでAIは人類よりも強い。
しかし、これはAIが人類よりも賢いことを意味していない。
なぜなら、プログラマーが「強化学習」を用いてAIを強くしたからだ。
この学習プロセスでは、AIはプログラマーから与えられる報酬を得るための最善手を学習する。
この観点から、AIは「独立した知性」というよりも、まだ「優れたツール」だろう。
~解説~
AIの専門家ではないので、その道の専門家からお怒りを買うかもしれませんが、このように論じることで、AIはSF映画のように暴走して人類を絶滅させるような独立した知性ではないんだよ、と主張することは出来るでしょう。
ドローンの有益さ
ドローンは最も見込みがあるロボットの1つである。
例えば、大きな橋のような巨大構造物の検査は巨額のコストと危険な作業を必要とした。
しかし、ドローンを使うことで空中から撮影することができる。
こうすることで、労働者を安全にしながら、コストを削減することが可能である。
~解説~
ロボットのメリットを主張するときに使うコンテンツブロック。
時代的に、ドローン自体を問われることもあるかもしれません。
紙媒体よりも電子媒体の方が環境に良い
電子媒体は紙媒体よりも環境にやさしい。
紙の製造は森林破壊(deforestation)を必要とするので、地球温暖化を悪化させる(exacerbating global warming)。
また、紙媒体の輸送はCO2を生み出す。
電子媒体もデジタルプラットフォームを維持するためにCO2排出を必要とするが、多くの科学者は電子媒体の環境的なインパクトは紙媒体よりも小さいと主張している。
~解説~
紙媒体VS電子媒体は過去問でかなり見たトピックスです。
このコンテンツブロックの「電子媒体の方が環境に優しい」は強い主張だと思います。
今回のコンテンツブロックのように、環境問題にこじつけるのは良くある手です。
こうすることで、面接官の質問も「環境問題」について聞いてくるようになります。
森林破壊(deforestation)のように難しめの語彙を入れることで加点をもくろんでいます。
電子メディアの方が合理的
電子媒体の方が紙媒体よりもコストエフェクティブである。
紙媒体は電子媒体と比べて、収納するために大きなスペースが必要で、探すときに多くの時間を必要とする。
これは、ほぼ全ての日本企業がすでにペーパーレスオフィスを推進している理由である。
電子媒体を使うことで、労働者は書類のコピー、シュレッダー処理、ドキュメントのファイリングのような退屈な仕事に費やす時間をドラスティックに削減できる。
~解説~
電子媒体のメリットその2。
これはみんな納得の話でしょう。
宇宙開発は無重力実験を可能にする
宇宙関連技術のおかげで、たんぱく質研究を進めるために、宇宙空間(outer space)で無重力実験をすることができる。
たんぱく質研究は、インフルエンザへの特効薬や、輸血(transfusion)に使うための代用血液を開発する上で、非常に重要である。
しかしながら、地球上でたんぱく質研究を行うことは制限される、なぜなら、重力がたんぱく質分子の構造解析を行うことで必要な「たんぱく質分子の結晶化(crystallization)」を妨げるからだ。
~解説~
宇宙開発のメリットを主張する上で、「無重力実験が出来ること」はかなり重要な論点だと思います。
参考書に載っている「NASAの開発の副産物で粉ミルクが開発出来ました」のような論点は、意地悪な試験官からすると「たまたま作られただけでしょ?」と言えなくもないですが、無重力実験は「宇宙空間でしかできない、代用手段が無いもの」なので強力な主張になります。
このコンテンツブロックは、JAXAのホームページを調べて見つけたこちらの資料の要約になります、興味のある方は原文も見てください。
輸血(transfusion)のような難しめの英単語はそのまま真似しましょう。
仮想通貨は不安定
仮想通貨の最大の欠点は、仮想通貨は物理的な通貨と異なり、極めて変動しやすいことだ。
仮想通貨はその価値を公的機関から保証されていない。
これは仮想通貨を極度に不安定にする。
事実、多くの日本人は、仮想通貨を購入することは投機の一種と考えている。
このような状況下では、仮想通貨は物理的な通貨を置き換えることは出来ないだろう。
~解説~
仮想通貨に対して、ネガティブに論じたいときのコンテンツブロック。
スピーキングではもう1つの理由は「マイニングに多くの電力を消費して地球温暖化を悪化させる」で良いと思います。
「芸術」分野のコンテンツブロック
NFTアート
Non-fungible token(NFT)技術はアーティストに良い。
かつては、デジタルデータは簡単に複製されていたため、アーティストはデジタルアートを販売することが困難であった。
しかし、NFT技術のおかげで、デジタルアートのオーナーは、そのデジタルアートのオーナーシップを証明できるようになった。
結果として、NFTアートの市場規模は急拡大している。
これは、アーティストがデジタルアートを販売する、より多くの機会を持っていることを意味する。
~解説~
NFTアートはアートの話題の中でも、一番ホットな話題だと思っていますので、いつ出題されてもおかしくないでしょう。
こちらに書いたような、単純な嬉しさを前面に出せばよいかと思います。
また、現代社会とアートの関わりは、過去問でも問われていますので、類問が出た時のために押さえておきたいですね。
アートとインターネット
インターネットはアーティストの活動をとても促進させてきた。
例えば、インターネットアートは物理的なギャラリーや美術館のような伝統的なアートよりも多くの数の人にリーチすることができる。
さらに、多くのデジタルプラットフォームがあり、それはアーティストにがパトロンから直接お金を受け取ることを可能にする。
~解説~
アートとインターネットの関わりです。
こちらに書いた内容で肯定的に語る方が語りやすいと思います。
これは芸術トピックだけでなく、インターネットの是非のようなトピックでも使えるコンテンツブロックですね。
最新技術とアート
技術の発展はアートにとても貢献してきた。
最新の(state-of-the-art)技術のおかげで、プロジェクションマッピング、ドローンディスプレイ、AR(Augmented reality)のような新しい形のアートがある。
例えば、東京オリンピックでの開会式におけるドローンディスプレイは、最高の空のアート(the most stunning aerial art)と称賛された。
そのため、私は新技術はアートのクオリティを非常に強化してきたと信じている。
~解説~
現代社会とアートのトピックスでは、これも論点に出来るでしょう。
ここに書いたような新しい技術を使ったアートは、当然、技術の進化なくして表現できないものです。
技術がアートを育ててきたのは明確で、馴染み深い例として東京オリンピックの開会式でのドローンディスプレイを挙げています。
※語彙レベルがそこそこ高めなのも良いですね
アートと世界平和
アートは世界平和に良い。
戦争の悲劇を見せる絵が数多くある。
これらの絵は、地球上の人類全員に、言葉を用いずに世界平和の重要性を教える(enlighten)ことができる。
そのため、私は、アートは世界平和のための重要な要素(key ingredient)だと考える。
~解説~
アートは何で大事か?に対する1つの説得力のある答えは、世界平和への貢献だと思います。
言葉を用いなくても、世界平和の大事さを伝えることができるので、アートの果たす役割は大きいですね。
また、アートは絵画だけでなく、写真・演劇・文学・建築物・祭り・漫画などもアートの一種なので、質疑応答で悩んだら、広い視野で答えると良いでしょう。
平和だけでなく教育全般にアートは関わり、例えば、環境問題を人に伝える際にも、アートは必要不可欠だと思います。
※環境問題を子供に教えるパンフレットには、多くのイラストが描いてあることでしょう。
「環境」分野のコンテンツブロック
地球温暖化のために〇〇は規制すべき/推進すべき
〇〇を規制/推進することは地球温暖化への対抗手段(countermeasure)の1つである、なぜなら、それはCO2排出を劇的に増加/減少させるからだ。
CO2排出は気候変動の根本原因(root cause)である。
多くの科学者は、地球の気候変動が多くの破壊的な災害を引き起こすと信じている。
そのため、我々は地球温暖化を緩和する(alleviate)ために、出来るだけ早く〇〇を規制/推進させる必要がある。
~解説~
〇〇には非常に多くの単語が入ります。
「推進すべき」の場合は、○○には再生可能エネルギー、水素エネルギー、植林、EV、原子力エネルギーなどが入るでしょう。
「規制すべき」の場合であれば、○○には化石燃料、森林破壊(につながる都市化など)、ガソリン車、仮想通貨などが入るでしょう。
鉄板的なコンテンツブロックですが、汎用的なトピックスとしてオススメします。
気候変動は水と食料不足を引き起こす
気候変動は食料と水の不足を引き起こす(engender)。
気候変動は、気温と水文学的循環(hydrological cycle)間の密接な関係のため、世界中の水資源(water resources)に破壊的なインパクトを与える。
さらに、気候変動は砂漠化を引き起こすので、耕作に適した土地(arable land)を減らす。
飢饉と水不足を除去するために、我々はもっと真剣に地球温暖化を和らげるべきである。
~解説~
こちらは汎用性が非常に広く、かつ、難しめの語彙がしっかり使えているのでオススメのコンテンツブロックです。
日本人の99%が知らないであろう単語の「水文学的循環」とは、「海の水が蒸発して、雲になって、山に雨が降って・・。」の一連のサイクルのことです。
wikipediaの地球温暖化への解説で、この難単語が使われていたので真似しました。
※バリューイングリッシュの先生に、「この単語を使った人はあなたが初めて」と言われました、ちょっと自慢。
こちらのトピックスですが、冒頭に「気候変動はテロの根本原因の1つだ、なぜなら世界飢餓はテロの根本原因と言われており~」のつなぎ文を追加すると、テロや平和に関するトピックスにも使えます。
このようにして、「国際分野」のトピックスを「環境問題」にすり替えることが可能で、面接官からの質問も「環境問題に関する質問」に誘導することが出来るので、非常に有用だと思います。
海洋汚染と生物多様性
人類は海の生物多様性(marine biodiversity)に大きな影響を与えてきた。
その主な原因が海洋ゴミ(marine waste)だ。
人類は毎年8ミリオンtonの海洋ごみを捨てている、そして、国連の見積もりでは有効な対抗手段が取られなければ2050年には海には魚よりも多くのプラスチックがあるだろう。
我々はできるだけ早く、海の生物多様性を守るために、環境汚染を緩和しなければならない。
~解説~
生物多様性・海洋汚染・海の資源・環境汚染あたりのトピックスに対して、ほぼほぼ使えるトピックスだと思います。
数字を覚えるのが辛い人は8ミリオンtonは形容詞でごまかしても良いと思います。
今回のように、ソースを述べるときは「国連が言っていた」ことにするのが無難です。
正確なソース元が間違っていたところで、英語力の試験なので減点にはつながりません。
※当たり前ですが、国連英検でこれをやると「普通に間違いを指摘されそう」なので止めましょう。
海洋汚染と生体濃縮
生体濃縮(bioconcentration)のために、いくらかの海洋資源は人体に有害になる可能性がある。
有害な化学物質、例えば水銀(mercury)とマイクロプラスチックは生物の中に濃縮しやすい。
そのため、食物連鎖のトップに近い生物ほど、生体濃縮の影響を受けやすい。
そして、不幸なことに、地球上の食物連鎖のトップは人類である。
これは、生体濃縮が日本で水俣病やイタイイタイ病のような公害病(pollution disease)を引き起こした理由である。
~解説~
漁業の持続性であったり、大企業の責任(環境規制の順守)の理由として、使えるコンテンツブロックです。
「環境汚染を防がなくてはいけない」根拠にもなりますね。
海や漁業に関するトピックスは近年ちらほら出題されていますので、重要トピックスだと思います。
水素エネルギー貯蔵
エネルギーの貯蔵(energy storage)は電気の供給を安定化させるために重要だ、なぜなら、ソーラーや風力のような再生可能エネルギーは天候に大きく依存するからだ。
1つの有力な手段は、水素エネルギー貯蔵(hydrogen energy storage)である。
具体的には、雨の日に使うために、晴れの日にソーラーパネルで生み出した電力を水素に変換することができる。
さらに、水素の燃焼は水しか生み出さない。そのため、この方法は環境に非常に優しい。
~解説~
こちらのコンテンツブロックは、質疑応答で「再生可能エネルギーの課題」について問われたときのために用意しました。
再生可能エネルギーの欠点として、安定供給できない問題がありますが、水素エネルギー貯蔵によりバッファを設けることが出来る。
再生可能エネルギーについて肯定的に語るのなら、知っておいて損はないと思います。
気候変動と生物多様性の喪失
地球温暖化は生物多様性の喪失(biodiversity loss)の主要な原因である。
国連によると、絶滅危惧種の大部分は気候変動の影響を受けている。
例えば、近年、研究者たちは2100年までにシロクマが絶滅すると予想している。
これの大きな原因は、気候変動で引き起こされた生息地破壊(habitat loss)による栄養失調(malnutrition)である。
そのため、私たちは生物多様性の喪失を防ぐために、気候変動をもっと真剣に緩和しなければならない。
~解説~
「生物多様性の喪失」について語るときに、地球温暖化と紐づけて話すのは有効だと思います。実際に、温暖化が生物多様性の喪失の主要因と言われています。
温暖化が生物多様性の喪失につながる理由で、一番説明しやすいのが「シロクマ」の例でしょう。
面接官から「なぜ生物多様性を守ることが大切なのか?」と質問を受けた場合は、植田先生の「英検1級面接大特訓」に書かれている、生物多様性の大切さを語りましょう。
※豆知識としては、生態系がもたらすサービスの価値をお金に換算すると世界全体のGDPの約半分と言われています。
出典:生物多様性とは?その重要性と保全について(WWFジャパン)
核廃棄物処理の技術革新
核廃棄物は有害ではあるが、原子力発電所を止めることを正当化する理由(justifiable reason)にはならない。
なぜなら、原発無しで地球温暖化を緩和することは非常に困難であるからだ。
そのため、私は効果的な核廃棄物を処理する方法を開発することが大切だと考えている。
事実、最近、日本の研究者が新たな画期的な処理方法を発明した。
この方法では核廃棄物の危険性を減らしながら、核廃棄物を自動車に使える触媒(catalysts)に変えることが出来る。
このような技術開発を促進することが大切である
~解説~
私は原発に「賛成派」の立場を選びました。地球温暖化を和らげるためには間違いなく必要なので、語りやすいからです。
「賛成派」の立場だと、質疑応答で「核廃棄物」について問われたときに、うまく返せる自信が無かったので情報を仕入れました。
このコンテンツブロックはJSTのプレスリリースの要約ですが、核廃棄物処理の技術は年々進歩しているので、技術革新により処理できると言い切るのが良い返しだと思います。
このような人の役に立つ研究をされている先生方に敬意を示します。
最後に
「英検1級は丸暗記では受からない」と言われる方もいると思いますが、私はそれには反対です。
地道にコンテンツブロックを暗記して、トピックスに対する切り方を覚えれば、英作文も書けますし、二次面接にも対応できます。
私が考えたコンテンツブロックが、みなさんのお役に立てば、私にとってこんなに嬉しいことはありません。
自分で調べる時間が惜しい方は、どんどん真似して下さい。
こちらの記事が皆さんの英検1級合格の一助になれば幸いです。
英検1級対策の他の記事はこちら⇒英検1級の勉強法