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英検1級 リスニングの勉強方法・使用した参考書【先読み】

英検1級リスニング参考書・勉強法先読み・リサイクル対策
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こんにちは、海外経験無しで英検1級を取得したザトーです。

「Part3の難易度が高すぎて手も足も出ない」

「がむしゃらに過去問だけをやればいいのか?それとも他の参考書も解いたほうがいいのか?」

「リサイクルされる問題があると聞いたけど、詳しく知りたい」

「TOEICのような先読みができず、困っている」

こちらの記事は、こんな悩みをお持ちの方のために執筆しました。

※当ブログはアフィリエイトプログラムに参加していますが、教材の無償提供などは受けず、公平な目線で記事を書いています。

リスニングパートの難易度

リスニングパートについては、TOEICで900点を取れるレベルであれば、何も勉強しなくても6~7割ぐらいは取れると思います。

私は受験した回では20/27(74%)でCSEスコア換算682でした。

1次試験ボーダーの2028÷3=676に対して、アドバンテージが取れるギリギリですね。

私の試験対策をシェアしたいと思います。

使用した参考書

最短合格! 英検1級 リスニング問題完全制覇

こちらの参考書は各Part毎にどう解けば良いか、具体的なアプローチが書かれていて、非常に参考になりました。

例えばですが、「Part1ではリスニング中のメモは不要」、「Part2ではタイトルを出来るだけ聞き取る」など、非常に具体的で有益です。

こちらの参考書を使って解法を覚えた後に、解法のアウトプットとして「過去問演習」を行うのが、王道の1つと考えています。

アプリ「abceed」で利用可能なことも、個人的にはとてもポイントが高いです。

リスニングの問題演習は、abceedに慣れると紙に戻れません。

知っているかどうかで変わる?リスニング試験前の先読みの技術

リスニング試験の問題をリーディング+ライティングの試験時間中に読むことは禁じられていません。

つまり、リスニング試験前に先読みが可能です。

リスニングの全スクリプトを先読みしてメモを取ると、私の場合、約8分かかりますが、時間当たりの点数効率を考えると、先読みすべきです。

仮に、リスニングの先読みでリーディング長文読解に回す時間が無くなってしまい、設問が3問の長文(回答時間の目安が10分)を丸ごと落としても3/41≒7%のインパクトです。

一方、先読み無しだと私の場合は正解数が4問低下し、4/27≒15%のインパクトです。

私の場合は先読みするメリット(リスニングで15%アップ)>先読みしないデメリット(リーディングで7%ダウン)でしたので、先読みしない選択肢がありませんでした。

※先読みが合うかどうかは、完全に個人によると思うので、過去問で練習することを強く推奨します。

それぞれのPart毎に、先読みすべきポイントを書きます。

Part1

選択肢から、どんなシチュエーションか予想して、メモを書きましょう。

私は「アーティスト?」「男女、金銭、トラブル」のようなメモを書き込んでいました。

そうすることで、会話のシチュエーションにすぐに脳が切り替えられるので有利になります。

選択肢をあらかじめ読んで、「政治家の説明が設問になりそう」とわかれば、「この男女は政治家について語りそうだな、男女それぞれが政治家について、どう考えているか聞き取ろう」と頭の準備をしてから聞くことができます。

そうすれば、全てが聞き取れなくても、男女の意見が政治家についてネガティブなのか?ポジティブなのか?ぐらいを聞き取ることが出来れば回答できることが多いです。

また、メモしなくても選択肢中の重要そうな箇所に下線をつけて目立たせるのも有効です。

Part2

Part1同様に、選択肢からテーマを推測してメモを書きましょう。

※私の本番の実際のメモでは「社員教育・目的?」「海のいきもの・進化過程?」「防具・sheがやったこと」などを書いています。

選択肢中の重要そうな箇所に下線をつけて目立たせるのも良いです。

例えばですが、「海の生き物に関する音声」が流れてきても、頭が「海の生き物」の話を聞く準備が出来ていないと、頭がついていけません。

途中で具体的な「海の生き物」の名称が出てきてからピンと来ても、序盤のスクリプトが聞けていないと回答不能になることがあります。

話される専門的なテーマに深く入り込む必要のある「Part2」では、「何についての話なのか」が頭にあるのとないのでは雲泥の差なので、先読みすることをお勧めします。

Part3

Part3では、条件をマトリックスにすると良いです。

↓の絵は例です

Part3の先読み

例えば、語学スクールのクラス名を選ぶであろう問題で、前提条件を選択肢の右側の空欄の上側にあらかじめ書いておき、聴きながら選択肢毎にマトリックスに○✕をつけて絞り混むと良いです。

×がつかない選択肢が1つだけ残ればそれが正解です。

100%理解できなくて表を埋めれなくても、二択ぐらいには持ち込めることが多いです。

Part3は全パートの中で唯一メモをしながら聞くことが推奨されるパートですが、私の場合は「文字を書く」のに集中すると音声が聞けなくなります。

この方法では「○×をつける」だけなので、脳への負荷が下がり、結果として音声を聞くのに集中力を使えて有効でした。

Part4

Part4のイントロ音声が流れる30秒で十分に先読みが出来ますので、事前の先読みはしなくてもいいです。

こちらの記事が皆さんの英検1級合格の一助になれば幸いです

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